(まとめ)「チーズはどこへ消えた?」スペンサー・ジョンソン
「チーズはどこへ消えた?」スペンサー・ジョンソン
https://www.amazon.co.jp/チーズはどこへ消えた-スペンサー-ジョンソン/dp/459403019X
1 あらすじ〜変化にいかに対応するか〜
この物語に登場するのはーーー
ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホー
2匹と2人は「迷路」のなかに住み、「チーズ」を探します。
「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定……等々の象徴です。
この一見シンプルな物語には、状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説く、深い内容がこめられるのです。
2 内容 各論
- 一言で言うと、変化にいかに対応するかということ
- 人間は自分のチーズが大切であればあるほど、それにしがみつきたくなるもの。しかし時には、それを捨てて前に進まなければ自身の破滅に繋がることになる。
- その際、恐怖が人を突き動かす原動力にもなる。
- ではいかに、変化に対応するか。大事なことは常にチーズの匂いを嗅ぎ続けること。そうすれば、チーズが古くなったことにすぐに気がつく。慢心することなく、日々アンテナを張って勉強し続けることが大事ということだろう。
- 新しい方向に進めば新しいチーズを見つけることができる。しかし、上記の通り、人は一度チーズを手に入れるとそれを手放すこと(変化)を恐れる性質がある。しかし、以下の通り、変化は恐れるものではなく、歓迎すべきことである。
- まだ新しいチーズが見つかっていなくても、そのチーズを楽しんでいる自分を想像すれば実現する。目標に向かって、信じて進み続ける人間が一番強い。信じ抜く力が全てを変えるのだと思う。子供の頃の夢が実現しなかったのは、最後まで自分の可能性を信じ抜くことができなかったことが最大の要因だと思う。問題はいつも自分の中にあるのだろう。
- 古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズは見つかる。確かにその通りではあると思う。しかし、新しい分野の開拓は並大抵のことではないだろう。質の高い情報収集、それをもとにしたビジネスの嗅覚、実行力。最先端の分野は、これから先需要が伸びるかどうか不安もある。先を見極める力が大事。
- 従来通りの考え方をしていては、新しいチーズは見つからない。嗅覚は大事なんだろう。常に新しいビジネスにつながる可能性がないか考えることが大事。
- 早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化に順応できる
- 変化は起きる(チーズは常に持って行かれ、消える)
- 変化は予期せよ(チーズが消えることに備えよ)
- 変化を探知せよ(常にチーズの匂いを嗅いでいれば、古くなったことに気がつく)
- 変化に素早く対応せよ(古いチーズを諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる)
- 変わろう(チーズと一緒に前進しよう)
- 変化を楽しもう(冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう)
- 進んで素早く変わり(チーズは常に持っていかれる)
変化を起こせるくらいの人間になろう!!!
定期的に読み返す本。積み上げたものぶっ壊してガンガン進んでいこう。一度きりの人生思い切っていこう!!!