【感想】世界倒産図鑑 荒木博行(著)
1 結論
買う必要なし。あえて無理して読む必要なし。
2 理由
多くの会社を取り上げているため、各社とも内容が薄い。会社のエピソードがあまり語られないため、イメージがわきにくい。無味乾燥なまとめ本のよう。大して面白くもない。
世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由 | 荒木 博行 |本 | 通販 | Amazon
以上
「顧客をつかむ面談術」坪田まりこ
「顧客をつかむ面談術」坪田まりこ
第1章 士業者としてのプライドが、その面談をダメにしていませんか?
1 あなたの面談は、本当にそのままでいいんですか
- クレームの内容(①横柄すぎる、②上から目線、③話を聞いてくれない)
- 報酬は、依頼者に対する接客問いうもてなし度までが含まれての報酬
2 士業こそ、実はサービス業なんです
- 士業のプライドは大切だが、その表現方法が間違っていないか。
- つかむべきは依頼者の心。面談を通して信頼感駅を築くことができているか
- 依頼者に誤解を与えない、反感を持たれない話し方・伝え方をしているか
3 認識していますか?面談は士業者にとっての営業の場です
- 士業の世界では、商品は先生自身であり、顧客が支払う対価以上の付加価値があれば、商品は売れる。依頼者からの多様なニーズに応えられるかどうか。士業しゃの接客力、面談術といった営業力は認知度を上げ、顧客から選ばれるために必須。
4 顧客心理を正しく理解していますか
- 忙しさにかまけて、顧客心理への配慮をおろそかにしていないか、改めて確認
- 事務所内の誰か一人dも態度が悪ければ、事務所全体の信用がゼロになってしまう可能性がある
- 他の士業者や事務職員から尊敬されている自分であるかどうか、じっくり考えてみましょう
5 依頼人の期待を超える面談イメージ
- 雰囲気と話し方が極めて素晴らしい、電話での第一声が非常に気持ちが良い、電話で適切なアドバイスをしてくれアポイントの調節もスムーズ、士業者の第一いんしょうが素晴らしい、威厳はあるが偉そうではない、スタッフが出したお茶を冷めないうちにさりげなく進めてくれる、依頼者の話を優しく目を見ながら頷きながら誠実に聞いてくれる、依頼者の話の腰を折らずにm最後まで聞いてくれる姿勢と表情が感動するほど素晴らしい、説明が非常にわかりやすい、深いお辞儀、士業者自ら颯爽とエントランスまで見送ってくれる
6 先生と呼ばれる立場を面談の場で活かすコツ
- 感じよくても、威厳は消すな
- 第一印象に気をつけること、自分が話すことよりまずは徹底的に相手の話を聞く
- 依頼者は法律に従った画一的でマニュアル通りの対応をしてくれる士業者を求めているのではありません。自分の気持ち、感情、要望を一旦は丸ごと受け止めてくれる士業者を求めているのではないか
- 話し上手よりも聞上手
7 士業だからこそやめましょう、面談の場でのあれこれ
- 話し方や聞き方に対して気になること。①人の話を聞かない、②聞こえているはずなのにわざとらしく「えっ?」と何度も聞き返す、③話始めに「えー」「あー」を連発する、④もったいぶった話し方をする、⑤急に「うん」と相槌を打つなど、敬語が頻繁に崩れる、⑥こちらが少し専門用語で話すと、偉そうになる、⑦語尾を強調したり命令口調になったりする、⑧声が聞き取りにくい、⑨専門用語やカタカナ英語を多用して話すので、説明がわかりにくい
- 言葉以外で気になること。①姿勢が悪く猫背気味、②不潔でだらしない印象、③派手すぎて下品に見える、④しばしば目線をそらす、⑤話しているのに関係ないところを見ている、⑥聞きながら話しながらペンやメモ用紙を持てあそぶ、⑦髪やヒゲを触ったり意味もなくネクタイばかり気にしている、⑧貧乏ゆすりのように体を前後左右に動かしている、⑨周りのスタッフに対し、明らかに横柄な態度をとる、⑩腰が低すぎて慇懃無礼、
- 依頼者側が複数のとき、特定の人しか見ない、時間を気にして途中から急に早口になりそわそわし始める、一生懸命話しているのに何度も腕時計を見る
- 士業者こそサービス業。理性1割、感情9割の依頼者
第2章 面談はファーストコンタクトから始まっています
1 士業者だからこそ、第一印象にご注意
2 士業者のために「メラビアンの法則」活用法
- 第一印象は目(55%)、耳(38%)、言葉(7%)
- 目元、口元はちゃんと笑っているように見えるか、声は元気良く、謙譲語を上手に活用
3 まず身につけるのは、誰からも好感を持たれるオーラ
- 踵をつける、背筋を伸ばす、手を左右にまっすぐ下ろす
- スーツは、清潔感、派手さよりオーソドクス、風格と上品さ、調和
- シャツは白がベスト
- 顧客に会う前に必ず鏡で身だしなみ確認
4 身だしなみの乱れは心の乱れ
5 士業者にとびっきりの笑顔は必要?それとも不要?
- 上質な笑顔が出来ているか
6 挨拶でつかもう・依頼者の期待感、信頼感
7 依頼者が気にする、士業者ならではの悪い癖
- 長時間待たせる
- 名刺交換が雑
- 座る位置がおかしい
- 「お座りください」と声に出して促さない
- お茶を出しても相手に一向に勧めず、自分も口をつけない
- 廊下を歩いている時の姿勢が悪い
第3章 士業者のための顧客満足と接待の基本
1 知っておこう、士業者の役割と接待の重要性
- 顧客満足は期待通りでは足りません。期待を超えたサービスを受けた時初めて相手は感動してくれる
2 士業者が表現できる「おもてなし」とは?
3 今更聞けない、士業者のためのビジネスマナー
4 顧客をつかむ「雑談力」を身につけよう
- 気の効いた質問を投げかけ、きっかけを作る
- そのあとは、ほとんど相手に話させましょう
- 雑談の主役は相手ではなく、相手です
- 会話中は、ともにたくさん笑い会いましょう
5 士業者の面談、上から過ぎても下から過ぎてもダメ
- 約束の時間を厳守する
- こちらから先に正しい挨拶の言葉を述べること
- 相手のことは名前で「⚪️⚪️さん」と呼称
- 相手の目を優しく見る
- 声の調子に気をつける
- 言葉遣いに気をつけること
- 不要な言葉を多用しないこと
- カタカナ語を乱用しないこと
- クッション言葉を乱用しないこと
6 依頼者が満足を得られる空間と距離
7 相手の心に良いんを残す面談の進め方・結び方
第4章 顧客の心をつかむ話し方・聞き方
1 ちょっと待って、士業の品格を下げる言葉遣い
2 今更聞けない、士業者のための接客敬語
3 短時間でわかりやすく説明するポイント
- はっきり聞こえやすい声で話すこと
- 正しい敬語を使い、丁寧な言葉で話すこと
- 相手の目を見て話すこと
- 専門用語を使いすぎないこと
- 不必要に同じ話を繰り返さないこと
- 押し付けががましい言い方を避けること
- 話が長すぎないこと
- 「えー」「あー」を連発しないこと
- もごもごした印象を与えずmしっかり口を開いて話をすること
- 低い声と高い声を意識して上手にコントロールすること
- 説明のポイント 結論から述べる⇨明確な理由⇨具体例⇨相手が理解しやすい言葉を使う⇨最後にまとめる
4 顧客を満足させる提案の仕方
5 顧客を納得させる正しい断り方
6 顧客の心を開く、傾聴のポイント
7 顧客のニーズをつかむ、質問の投げ方とその効果
第5章 誠実なアフターフォローとスタッフの心配り
1 こんなフォローが顧客の心をつかむ
2 クレーマーへの対応
3 事務所のイメージを上げるも下げるもスタッフ次第
4 最初の電話対応がその後を決める
5 受付の対応が事務所のイメージを決めます
6 誰からも好感を持たれるスタッフを育成するポイント
7 見られています。先生とスタッフの会話
「外資系コンサルの知的生産術(プロだけが知る「99の心得」)」山口周
「外資系コンサルの知的生産術(プロだけが知る「99の心得」)」山口周
第1章 知的生産の「戦略」
1 「顧客の知識との差別化」を意識する
「新しさ」を出すには、「広さで出す」のと「深さで出す」のと2つの方向性がある。
2 「新しさの出し方」を決める
- 新しいとか深いとか判断しようと思ったら、「誰にとって」という点を明確化させる必要があります。知的成果を受け取る相手
3 顧客を明確化する
- 直接の発注者が「真の顧客」であるとは限らない。やりとりをsる直接の担当者が直接の顧客であるよりも、その上司あるいは経営幹部が最終的な顧客であることが多い
- 知的生産の初期段階では、生み出そうとしている知的成果物を届ける相手=顧客を明確化した上で、その人が何に付加価値を感じてくれるかをはっきりさせることが非常に重要。ターゲットが広がれば広がるほど、メッセージは切れ味を失ってしまいます
4 要求されているクオリティを抑える
- 「何を知りたがっているか」を明確化する
5 使える時間を抑える
- もっとも避けなけえばならないのは、いわゆる「なる早で」という指示です。必ず納期を明確化する
6 活用できるリソースを確認する
7 顧客の期待値をコントロールする
- 仕切りというのは要するに期待値コントロールのこと。プロジェクト開始の段階で、顧客のスピード、品質、量に関する期待値を制約条件の中で満たせないと感じたら、そのままプロジェクトをスタートさせず、まずは顧客と制約条件の調整について話し合うようにする
8 期待値のズレはすぐに修正する
- なるべく早めに対処する
- 上司やクライアントと一番話したくない時こそ、本当は一番話さなければならないとき。納期・クオリティ・コストの3つについて、妥協できるようそが何かをはっきりさせる。
- 知的生産における成功・失敗は、あくまで「顧客の期待値と実際の成果物とのギャップ」によって決まります
9 指示は「行動」ではなく「問い」で出す
- 問いを明確化する
- 知的生産活動に従事する管理職の大事な役割は、「ここまでやれば次第点」というラインを提示すること
- プロフェッショナルという80パーセントの力でクライアントを継続的に満足させられる人のこと
- プロというのは常に、求められている水準をギリギリ最低限の労力でクリアする人たちなのです。置かれている状況、作業を依頼する人の力量、扱うテーマの難易度に応じて適切なミニマムラインの設定を行うのが、管理職の大事な仕事
- 若い人がよくしくじるというが、全く誠実と熱心が足りていないからだ(夏目漱石「それから」)
第2章 インプット
10 情報ソースは幅広に取る
- 「社内資料」「社内インタビュー」「社外資料」「社外インタビュー」
11 まずはインタビューを押さえる
12 「良い質問=良いインプット」と知る
- 良い質問は、良いインプットに直結する
13 質問は紙に落とす
14 「わかったふり」をしない
- 「良い質問」というのはわからないからできるのはなく、全く逆に「完璧に分かる」からからこそできる
- 理論的に筋が通っていないように思えることにこそ、知的生産のコアにあんるネタが隠されていることが多いから
15 インタビューガイドを忘れる
- 本当に聞くことのできる人は、めったにいないものです。(ミヒャエル・エンデ「モモ」)
16 情報をインプットする前にアウトプットのイメージを持つ
17 強いのは一時的情報
- 相手が知らないような一次情報を集めて情報の非対称性を生み出すというアプローチ
- 顧客がすでに知っている二次情報を高度に組み合わせて情報処理し、インサイト(洞察)を生み出すというアプローチ
18 現場観察を活用する
- とりあえず現場に行って観察すること
- 煮詰まったらまずは虚心坦懐に現場を見ているというのは知的生産におけるゴールデンルール
- 「現場現物」を観察するにあたって重要なポイントが「あるまとまった量の時間をかけて腰を据えてみる」という点。少なくとも1にちくらいの時間をかける。なぜなら、観察による対象者への影響を少なくすることができるから
19 現地現物を現地見物にしない
- あらかじめ「問い」を持って現場に臨む
- 仮説を持つ
20 仮説は捨てるつもりで作る
- 「良い仮説」というのは、反証されることで「さらに良い仮説」を生み出すことができるもの
21 情報量は運動量で決まる
22 青い鳥を探さない
23 「とにかくなんとかする」という意識を持つ
- まず心がけとして「ありません」「できません」とは絶対に言ってはいけません。とにかくなんとかする、逆立ちしてでもひねり出してみせるという気構えを失わないこと
- なかなか突破口が見えてこないと聞い、全く違うアプローチを考えてみる方が得策であることが少なくありません
- イノベーションのほとんどは「思いついた人」ではなく「あきらめなかった人」が実現している
24 学習のS字カーブを意識する
- 高度専門家として分野で仕事を始めるということでもない限り、3ー5冊程度の主要書籍・解説書に目を通しておけばほぼ十分な情報量が得られるはず
- まず、ある領域についての書籍を3ー5冊程度読めば、その分野に関する読書の限界効用は急激に低下し、10冊も読めば、それ以上の読書が与えられてくれる限界効用はほとんどなくなります。その道の専門家としてやっていくこということでもない限り、ある分野について勉強するのであれば、まずはマックス5冊という目安を持っておけばいいでしょう。さらに、基本書・概説書を5冊読み込んで、それでもなおピロセッシングが前に進まないということであれば、そもそもプロセッシングのアプローチに無理がある可能性があります。そのような時は、焦燥感や切迫感を追い払うために闇雲なインプットに走ることになく、スタート地点まで立ち返った上で、「そもそも何をしようとしているのか?」「何が求められているのか?」といった根本的なポイントについて考え直しましょう
第3章 プロセッシング
25 文脈を意識する
- 「集めた情報を分けたり、組み合わせたりして、示唆や洞察を引き出す」
26 「行動」を提案する
- 「行動を提案する」というのはつまり「ではどうするべきか?」という問いに対して回答を出す問いうこと
- 特にビジネスにおける知的生産は「行動の提案」まで踏み込むことで初めて価値を生み出す
- 知的生産の技術と聞いて多くの人は、情報を集めて整理する、あるいはそれを分析して示唆や洞察を得るといった小手先の技術をイメージするかもしれませんが、極論すればそんな技術はどうでもいいのです。最後の最後、では、今、ここにいる私は、これから何をすればいいのか?どう生きるべきなのか?という問いに答えを出すことが最も重大であって、それに何らかの答えを出せないようであれば、そんな「私的生産の技術」は無価値でしょう
27 常にポジションを取る
- ポジションを取るというのは、論点に対する回答について肯定または成否の立場を明確化する
- 決断力というのは要するにポジションを取れるかどうかということ
- 知的生産のプロセスにおいて、早い段階でポジションを取れるかどうかは、コンサルタントの成長ステージを見極めるとても重要なポイントになります。ある程度の情報が集まった段階で自信を持ってポジションを取れるようになると、その後で急速に成長する人が多い。
- 私は自分の出した結論をなるべく声高に発表しておくようにしています。外れて「しまった」と思うことも時にはありますが、それが自分を鍛えることにもなるので、勇気を持ってやるようにしています。(中西輝政「本質を見抜く「考え方」」)
28 最初からポジションを取る
- たとえ情報が不足しているように感じられたとしても、現時点でのベストエフォートとして明確なポジションを取ってほしい
29 「考える」と「悩む」を混同しない
- 筆者自身は、高度な知的生産に必ずしも高度な思考力が必要だちは思っていません。一時間考えても答えが出ないという時、それは思考力や思考量に問題があるのはなく、ほぼ間違いなく「問いの立て方」か「情報の集め方」に問題がある
30 答えは探さず、来させる
- 「良い答え」というのは、無理やりに探しだすものではありません。適切に情報が集められ、それを虚心坦懐に見れば自然とそこに立ち現れてくるはずです。これは知的生産における奥義の一つなのでゆめゆめ忘れないようにしてください
31 「長く考える」のではなく、「何度も考える」
32 「分析」以外の脳のモードを使い分ける
33 論理と想像のモードを使い分ける
34 論理性あっての創造性と知る
35 ピンとくるオチから逆算する
- 直感こそがエキスパートとアマチュアを分ける
36 理性と感情の両方を動員する
37 立場と論理をごっちゃにしない
38 音声化と視覚化の双方を活用する
- 一次情報から洞察力や示唆を引き出すさいの作業上のコツは、紙に書き出してみて並べてみる
39 とにかく紙に書いてみる
40 とにかく人に話してみる
41 ヒューリステッィクを意識する
42 視点・視野・視座を変える
43 視野を広げる
- 考察の対象となる時間・空間を広げてみること
44 視点を変える
- 物事を多面的な側面で考察
45 視座を上げる
- 「誰の利益を背負っているか」を言う立場を変える問いうこと
- 一般により高い視座からの考察はより高いレベルの知的生産につながります
46 アルラーンを繰り返す
47 「問い」に立ち返る
48 「問い」を進化させる
49 「問い」をずらす
- 例えば、作戦の天才と言われたナポレオンの連戦連勝について、戦略論の大家であるクラウゼビッツは「勝てるところでしか戦わなかったから」と分析しています。
- 「あるべき姿」の位相をずらすことで思わぬ解決策が見つかることがある
50 「問い」を裏返す
51 「気合系」の情緒言葉に逃げない
52 用語を厳密に定義する
- 用語を関係者間で厳密に定義しておくというのはプロセッシングのクオリティを保つために必須事項
53 思考停止ワードに注意する
54 薄弱な帰納に流れない
55 反証例を考える
56 「なぜ?」と「もし?」を多用する
57 数値の皮膚感覚を磨く
58 想像力を働かせて「人」を思い浮かべる
- その人の身になってみるというのが、実は批評の極意
59 定説に流されて思考停止しない
- だからね、コペル君、当たり前のことというのが曲者なんだよ。わかりきったことのように考え、それで通っていることを、どこまでも追っかけて考えてゆくと、もう分かりきったことだなんて、言っていられないようなことにぶつかるんだね(吉野源三郎「君たちはどう生きるか」)
- セオリーに反しているのにうまくいっているということは、もしかしたらよく言われているセオリーが間違っている可能性があるわけで、これは大変貴重な「気づき」を得るチャンスだと考えた方がいいのでしょう。世の中で一般に言われているセオリーが間違っているということに、自分だけで気づいているということは、「世間」と「自分」との間に情報の非対称性が生まれているということ
- 学問で最も重要なことは新しい知識の蓄積ではなく、当たり前だと普段信じて疑わない常識の見直しです(小坂井俊晶「社会心理学講義」)
60 禁じ手に着目する
61 作用と反作用を意識する
62 「わからない」という勇気を持つ
63 権威に盲従せず、逆に従わせる
- 安易に「偉い人がこう言っているから」という根拠でプロセッシングを行うと、アウトプットのクオリティを台無しにしかねないので注意が必要。教科書に書かれていることを盲信してしまう傾向になるので注意
- 大家の論考を丸呑みすることなく、あくまで自分で考えた論理展開を補強するためのパーツの一部として使えばいい
第4章 アウトプット
64 「less is more 少ないほどいい」と知る
- 大切なのは普通の語で非凡なことを言うことである(ショウペンハウエル「読書について」)
- 「少ないほどいい」。なぜなら、効率がいいから
- ビジネスにおける知的生産は最終的に「望ましい行動を起こさせること」を目的にしている
65 what why how の三点セットをまとめる
- what やるべきこと
- why その理由
- How 具体的なやり方
66 抽象行動用語を使わない
67 ベクトルではなく、到達点を知る
68 説得よりも納得を、納得よりも共感を追求する
69 論理・倫理・情理の3つのバランスを取る
70 受けての反応を予測する
71 「伝え方のアプローチ」を決める
72 アウトプットの表現フォーマットを決める
73 質問には答えずに質問で返す
- 顧客が質問する時、それが本当の意味で質問であることは滅多にないからです。質問という名を借りた反対いけんや懸念の表明であるケースが多い
74 アウトプットが出ない時は、インプットを見直す
- アウトプットが出ない時こそ、インプットに再度目を向けて、「聞くべき人に話を聞いているか」「読むべき資料にちゃんと目を通しているか」という点をチェックしてみましょう
第5章 知的ストックを厚くする
75 ストックが厚くなると洞察力が上がる
76 知的ストックで常識を相対化する
- イノベーターに共通する特徴として、誰もが当たり前だと思っていることについて「why?」を投げかけることができる問いう点
77 私的ストックで創造性が高まる
- アナロジーとは、異なる分野からアイデアを借用する問いう考え方 パクリということ
- 創造性とは何かをつなげること。創造とはものは、「何か新しいものを生み出すこと」ではなく、「新しい組み合わせを作ること」でしかない
- 「イノベーターは成功したから多く生み出したのではなく、多く生み出したから成功した」。例えば、ある科学者の最も優れた論文の引用回数は、その科学者が残した論文の数に比例します。また、サイモンとは同時に、科学者が生涯で最高の仕事をしている時期は、最も多くの論文を書いている時期であり、そしてまた最も「ダメな論文」が生まれる時期であることも指摘しています。これらの指摘は要するに、アイデアの質はアイデアの量に依存する問いうことを示しています
78 ストックを厚くするべき知識分野
79 読みたい本だけ読む
80 メタファー的読書とメトニミー的読書を使い分ける
81 短期目線でインプットを追求する
82 心地よいインプットを心がける
83 英語でのインプットを心がける
84 常に「問い」を持つ
85 自分らしい「問い」を持つ
86 ガベージイン=ガベージアウト
87 身の丈にあったインプットを
88 欠損があっても構わない
89 「いいインプット」を見極める2つの軸
90 独学する
91 「時間を防御する」という意識を持つ
92 世界を観察する文化人類学者たれ
93 違和感を手掛かりにして世界を理解する
94 相対主義という「感性の鈍麻」にとらわれない
95 冷蔵庫ではなくいけすを作るイメージを持つ
96 情報という魚を選び抜く
97 情報という魚に優先順位をつける
98 イケスにテーマを設定する
99 イケスに合う魚を釣り上げる
「スイス人銀行家の教え」本田健
「スイス人銀行家の教え」本田健
普通の人は、お金を基準にして物事を考えている。それが悪いとは言わないが、無石井のうちに価値判断や行動基準になっていることを知ってほしい。
好きなことを仕事にするまでの移動期を乗り切るには、最低限の生活費を知ることがとても大切
金持ちは、単なる一従業員の頃から求められる仕事以上の働きをすることを癖にしてきている。独立を希望している多くの若者は、つまらない仕事をやらされているから独立したいという。しかし、そういう人間は、たいてい失敗する。世の中につまらない仕事などいない。また、つまらない人間もいない。ただ、仕事とつまらない関わり方をする人間がいるだけだ。彼らは、お客が期待することをはるかに上回る仕事をして、驚かせる。その差額の分が彼らを成功させる
人生で最も時間を効率よく使いたければ、自分の一番得意で好きなこと以外は、他の人にやってもらうこと
成功している人は、相手との信頼関係をとっても大切にしていた。
幸せな金持ちたちは、パートナーをとても大事にしているのだよ。彼らは、何か嬉しいことがあったら、パートナーに知らせ、落ち込んだり、苦しいこと、悲しいことがあったら、パートナーに慰めてもらうのだ。それにはお金もかからないし、夫婦の絆は深まるし、いいことばかりだね
「ユダヤ人大富豪の教え(幸せな金持ちになる17の秘訣)」本田 健
「ユダヤ人大富豪の教え(幸せな金持ちになる17の秘訣)」本田健
プロローグ 衝動的な出会いと最初の試練
- 実業家として成功したいなら、3つの要素が絶対にいる。何かをやろうと決めたら、その目標に向かって、戦略を立てる。そして、それを実行すること。それがうまくいくかどうかについて悩んで時間を潰さずに、それをやり遂げる情熱だ。
- 困難にぶつかった時、そういうクリエイティブなアイデアを出せるかどうかがとても大切なんだ。ほとんどの連中は、そのポイントでいとも簡単に諦めてしまう。
- どんな実業家も人に応援してもらうことなしに、成功することはできない。人に信頼されること、応援されること、2つを上手にできたら、君は何をやっても成功できる
- 幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れることが大切
- 成功をうまく忘れることができた人間だけが、幸せに成功できる。社会的尊敬や力、愛情、友情を成功やお金に求めた人間は、不幸になってしまう。なぜなら、成功に行き着いた時、そこに心の平穏や幸せがないのに気がつくからだ。
- 目を開いてあるがままの現実を見ることができれば、成功は約束されたようなものだ。
第1の秘訣 社会の成り立ちを知る
- サービスの質と量で報酬額は決まる。君が提供したサービスの量と質が君の受け取る報酬額となる。
- お金のことを忘れるのは、サービスをすることに意識を没頭しなさいという意味。給料をもらう人間は働いている時間が退屈なので、その時間が早く過ぎないかだけを考えている。彼らは、「人からもらえるもの」にしか興味ないのだ。だから金持ちになれない。一方、スターと呼ばれる人たちや、事業で成功している人たちは、その仕事を辞めるのが難しいくらい、自分の仕事を愛している。自分のやっていることにワクワクして、今度は何ができるだろうかと考えている。言って見れば、与えることばかり考えていると言えるだろう。だから、彼らはますます金持ちになっていく。
- お金儲けのことばかり考えている連中より、仕事が大好きでしょうがない人間の方が成功するのだ。自分の仕事を愛している人間は、サービスに付加価値を与えることを考えるが、金儲けのことを考えてる人間は、コストの削減等を行い利益を上げることばかり考える。お客さんは前者を選ぶだろう。
- 不自由人:大企業の社長、役員、中小企業の経営者、弁護士
- 自由人:マンションや土地から家賃収入を得る地主、株・配当・貯金の配当を得る人
- 大多数の人間は、今いるところで頑張れば道は開けると考えてしまう。そこで、無駄な戦いをやって、ボロボロになって力つきてしまう。本当はその場所から出ないといけないのだが、代わりにやかんで簿記を習ったりしてスキルを高めようとする。しかし、金持ちになったり、幸せになるためには、全然努力する分野が違う。彼らがやろうとしているのは、会社によりよく評価してもらうこと。結局、他人のために働いている。
- 報酬をしっかり貯めて、その資産運用で生活できるようになったら、自由人の仲間入りをすることができる。現在の職業は会社の社長で会っても、本質的には投資家としても生きていることになる
- ビジネスシステムを作るかどうか、これが成功の鍵を握る
- 自由人の定義は、仕事をしなくても生活していける人
- 彼らは多くの質素な生活をしている。自分のやっていることを深く愛しているので、自分を飾ったり、贅沢品で身の回りを固めたりすることに興味がいかない。結果的に、彼らは、しっかりとした資産に築き、早々のうちにリタイヤしてもい常態になる。そうすると、もともと大好きな仕事を純粋に楽しめるようになる
- 幸せになったり、金持ちになるためには、時間をかけて自分を見つめる必要がある
- スケジュール手帳の代わりにアイデア帳を持っている
第2の秘訣 自分を知り、大好きなことをする
- 夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人間は、言って見れば「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに課しているのに等しい
- 幸せな金持ちになるための秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ。全身全霊でそれをやることができるほど、大好きなことだよ。自分の大好きなことをやれば、成功する確率は非常に高くなる。
- 処方箋は、自分の好きなことを日常的に少しずつやることだ。小さい頃から自分が大好きだったことを思い出して、それをやってみること
- 好きなことをしていると、どんどんパワーが湧いてくる、また、いろんな不思議な出会いを体験し、チャンスが次々とやってくる。いわゆる「ついている」常態になる。その流れに乗っているだけで、人生が導かれるように感じるはずだ。波に乗ると、人生がどんどん展開していく。そうすると、自身も湧き、勇気も出てくる。多少のリスクならやってみようじゃないかという気分になってくる。これが、また良い循環を呼ぶ。逆に、嫌いなことをやっていると、どんどんパワーが落ちてくる。人間的な魅力も薄れていき、自分が嫌になる。周りのためにもよくないことばかりだ。親が不幸だと子供が不幸になりやすいのに似ている。子供にしてやれる最大の贈り物は、自分が好きなことをやってい生活する姿を見せることだよ。自分の才能を自由に社会と分かち合い、豊かな人生を生きる姿は子供にとって最高のプレゼントになる。
- 大好きなことに巡り合う一番の方法は、今やっていることが何であれ、それを愛することだ。目の前にあることを愛し、それに全力とうきゅうができれば、あとは、導かれるように次々に面白いチャンスに出くわす
第3の秘訣 ものや人を見る目を養い、直観力を高める
- できるだけいろんな人と付き合いなさい。そして、あったら五分でその人がどんな人間かを見極めなさい。それができなければ、いろんな痛い目にあうよ。まあ、若いころは死なない程度に痛い目にあった方が、自分のためにはなると思うけれど。
- しっかりとその人の目を見なさい。その奥に真実があるかどうかを確かめなさい。それだけでわかるはずだ。笑顔が不自然なやつも要注意です。正直で楽しい人生を生きている人間は笑顔が爽やかだ。人間性を見るためには、その人が直接、利害関係のない他人をどう扱うかを見たらすぐにわかる。例えば、レストランのウエイトレスや掃除のおばさんをその人がどう扱うかを観察してみれば、自ずと人間性が出てくるものだよ。人間が練れていれば、そういう人たちにも丁寧にお礼をいう。人間的に裏表のある人間は、君にはとてもいい顔をしても、自分よりも目下の他人にはぞんざいなものの言い方をしたりするものだ。
- ビジネスプランを見るときは、そのビジネスの本質が何かを見抜けるようになりなさい。社長の顔がよくないのも気をつけた方がいい。たいていそういう会社はうまくいかない。社長が、酒、女、ギャンブルの癖がないかはチャックするべきだろう。他人からの批判をしっかり受け止められるかどうかも大切なポイント
- 私は最終的な決断を直感に頼ってくだしている。成功する人ほど、直感が研ぎ澄まされている。ビジネスに投資するにも、人と付き合うのにも、直感を信頼しなさい。頭で考えてもダメなことがたくさんある。直感とは揺るぎない感じ
第4の秘訣 思考と感情の力を知る
- 普段考えることが現実の人生を作っている
- 自分のなりたい姿を想像したい、やりたいことを想像することだ。驚くように現実になるだろう
- 男女関係でも、ビジネスでも、成功したければ、コミュニケーション能力を高めること。あまり知られていないが、コミュニケーションには2種類ある。自分の内面とのコミュニケーションと自分の外側とのコミュニケーションだ。
- 自分が何を感じてるか、考えているのか。自分が何をやるのが好き何か探しなさい
第5の秘訣 セールスの達人になる
- ものを売る場合には、そのものを売ろうとしてもなかなか売れない。付加価値を提供することが必要
- ものやサービスを得る過程で、人に心から感謝され、応援され、深い喜びを得る。そしてそれにも増して、ご褒美として経済的豊かさも手に入れていくようになる。
- セールスなしに存続できるビジネスはない
- 最高のセースルとは、売った後も、その客が買い続けてくれること
- セールスのコツは、感情。感情のないトップセールスマンはいない。口下手でも話し上手でもどちらでもいいが、感情のない人間が成功することは難しい。その人間のうちにふつふつとした情熱の炎がないとダメだ。それは、人は感情的に人に影響されやすいからなんだ。どんなことにも全力でぶつかりなさい。そうすれば、きっとそれを見ていてくれる人がいる
- セールスの成功5原則:①売れるのが当たり前という感じを持つことが一番大切、②信頼される人柄になる、③イメージを描けるように話し、感情に訴える、④商品・サービスに完璧な知識を持つ、⑤クロージングのテクニックを持つ
第6の秘訣 スピーチの天才になる
- 成功しゃは、みんなスピーチがうまい。自分の考えを相手に伝える能力がずば抜けているのだ。自分が考えていることが伝わらなければ、成功はおぼつかない。コミュニケーション能力を高めることが、成功への近道なんだよ。エグゼクティブはスピーチの才能に磨きをかける。話しは下手でも全然構わない。内容も生前としていなくてもいい。そんなことよりも、人の心を打つスピーチをすることの方がはるかに重要。
- コミュニケーションの鍵は感情。自分でまず何を感じているのかを 把握し、それを的確に伝える人が、一番のコミュニケーションの達人なのだ。スピーチの天才になりなさい。どこに行っても、自分の考え方を1分ではっきり、爽やかに感情に訴えて話せるように準備しない。ビジネスとあまり関係ないようだが、実践的なビジネスのスキルという面では、一番大切
- 自分が口を開くときには、真実のみを話しなさい。いい加減な事を口走ってはいけない。本当にその気がない事を言わないことだ。自分の真実を話さなければ、君の言葉のパワーはなくなってしまうから
- 自分の話す言葉に注意しなさい。普段君が話していることは、君の未来をつくる。君が人の悪口、否定的なこと、ゴシップ話wすれば、君の将来はそう言ったネガティブなもので満たされる。君が希望、ビジョン、豊かさの話をすれば、君の人生は喜みと豊かさに満たされることになるだろう。成功していく人は、普段話す言葉に、思いやり、ビジョン、愛、友情、感謝がいっぱい詰まっているものだ
第7の秘訣 人脈を使いこなす
- 誰から紹介されるのかでも、全然印象が違う。成功したければ、少し格上の人間と付き合いなさい。彼らから、はじき出されないように頑張っていれば、いずれふさわしい人間性が出てくるもの
- 口コミのパワー。付き合う人が君の応援団になってくれれば、あっというまに成功者の正解に持ち上げてくれるのだよ
- 信頼される人間になる
- 君が接するすべての人に豊かさと幸せがもたらされ得る事を願うことだ。「この人とと出会えて自分はなんて幸せなんだろう。この人の本にたくさんの幸せとたくさんの豊かさが雪崩のようにやってきますように。」と祈りながら人に微笑みかける。
- いい人脈を作り上げることは、人生の幸せと成功に不可欠なもの。君の人脈リストにどれだけ多くの有力な人間がいるかで、君の成功が図れるほど。人脈とは、君が無理を言える友人という意味
- 君が礼儀正しく登場する。そこで、へりくだったセールスマンのようになってはいけない。あくまでも自分の尊厳を守った付き合いをしなさい、そうすれば、相手によって態度を変えない君のあり方を見て 、彼らは君がどんな人かを見極める。偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。そして偉くない人には、あたかもその日tが偉い人のように接しなさい。
- いろんな会合に顔を出しなさい。そして自分よりもはるかに優れた人と付き合いなさい。
- 利害を超えた友情は、人生でい一番大切なものの一つ。すべてを投げ出しても、大切に思える友人がいたら君は幸せだ
第8の秘訣 お金の法則を学ぶ
- 5原則
1 たくさん稼ぐ
2 賢く使う(節約)
ある程度の収入ができるまでは、支出は収入の3分の1位にするべき
金持ちは、お金と何かを交換するとき、必ずその価値以上のものかどうかを見る。お金に縁のないほとは、自分の見栄をはるために、5ドルくらいはいいやと思ってしまう。金持ちになっていく人は、新車を買わない。一番費用対効果が高い3年くらいの中古車を買う
貧乏人の口癖は、「普段頑張っているご褒美に買っちゃおう」一方金持ちの口癖は、「今の私には必要ないな。またにしておこう」
欲しいものが出てきた時は、1週間待ちなさい
賢く使うとは、それが人を喜ばせるように使うことだ。プレゼントは相手の負担にならないようなものにするなどの心配りが必要。プレゼントを上手くできるようになって、初めて君は成功しゃの人生の入り口に立つことができる
3 がっちり守る
石油王「never lose money(お金を失うな)」
4 投資する
5 分かち合う
第9の法則 自分のビジネスを持つ
- 宝石店。客の単価が高い。一度客になった人はまた買ってくれる
- ビジネス成功5原則
ビジネスは人がお金を払ってもいいと思うくらい価値のあるサービスやモノを提供すること
1 好きなことを見つける
2 そのビジネスで成功に必要なことはすべて学ぶ
行った自分が大好きな分野が見つかったら、その分野で活躍している人を探すのだ。そしてできればその人について仕事のやり方を学ぶ。成功したければ、いい加減な準備では不可能だ。最後の詰めの本の数パーセントが普通と大成功の差を生むのだから。
3 小さくスタート、短期間で大きくしない
急成長できるとしても、ゆっくりと大きくなるのがいいんだ。さばききれない注文はこと割るくらいでちょうどいい。そうやってためを効かせた方が、ブームも長続きするものだ
4 儲かるシステムを作る
スタートしたら、お客さんをいかに喜ばせるかにすべての意識を集中することだ。そして、そのサービスを続けていくためのシステムが必要だ。仕事とお金の自然な流れを作ること。お客が満足してくれていたら、いい広告塔になってくれる。女性は、「限定」「割引」「あなただけ」に弱い。
利益はお客の喜びがお金に転換されたもの。お客を喜ばせた分だけ、お金は入ってくる。間違っても、短期間で儲けてやろうと思っていない。お客に喜んでもらえれば、その人は、君に一生お金を持ってきてくれる、だから、もうけることを考えずに、どうやったらお客さんを楽しませ、喜ばせられるだろうかと考えることだ。このような考え方をできるようになれば、成功は確実だ。
5 自分がいなくても回るシステムを作る
第10の秘訣 アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする
第11の秘訣 多くの人に気持ちよく助けてもらう
- 成功するのに、一番大切なのは、多くの人に助けてもらうことだ
- 多くの成功者は、関係するすべての人に「あなたがいたから、今の自分があるんだ」ということを感じてもらえるように努力をしている。そうして彼らは多くのファンを獲得し、さらなる成功を実現している
- もし自分でできたとしても、できるだけ多くの人を巻き込んで助けてもらうことだ。そしてすべてその人たちに感謝して喜んでもらうことが君の成功のスピードを速めるのだ。だから決してすべてを一人でやろうというふうには思わないように。もしすべてを一人でやろうとすると、君は、前にも言った自営業の蟻地獄に自分自身を放り込んでしまうから
第12の秘訣 パートナーシップの力を知る
第13の秘訣 ミリオネア・メンタリティを身につける
第14の秘訣 勇気を持って決断し、情熱的に行動すること
第15の秘訣 失敗とうまく付き合う
第16の秘訣 夢を見ること
第17の秘訣 人生がもたらす、すべてを受け取る
エピローグ 最後の試練
「仕事の魔法」中村信治
プロローグ
魔法その1 挨拶
新入社員三原則
- 朝、必ず上司や先輩に進んで挨拶すること
- 上司や先輩(人)に呼ばれたら「はい」とはっきり返事すること
- 履物を脱いだら必ず揃え、席を立つときは必ず椅子を入れること
挨拶の魔法
- 言葉は命より重い
- 礼儀の基本は挨拶にある
- 挨拶は常に先手。自分から進んで行うこと
- 「はい」という返事の実践
- 靴を揃えて心を正す
- 立ったときは椅子を引く。椅子を引くとオフィスの心が一つに整う
マネジメント
- まず聴く。うなずきながら聴く
- 褒めてあげ、自分を持たせる
- マネジメントは営業と通じるものが多い
魔法その2 叡智
命の呼応
自分が自分の下で働けるか問い続ける。自分に賭けることと同じように、部下にもかける勇気を持つ。お互いに覚悟があって、初めて呼応が生まれる。
叡智の魔法
- 人の心を酌める人であること
- そして、誰よりも人の痛みの分かる人であること
- 匂いを嗅ぎ分ける力
マネジメント
- いつも自分に問いかけること「お前の下で働けるか」を。
- 喜んで働いてくれる部下に対して感謝の心を持ち続ける
- 自分を信じ、部下を信じ、賭ける覚悟を持つ
- 命と命の呼応を意識する
魔法その3 夢を語り合う
真のポジティブシンキングは、明確なビジョンのもとで、それに向かって思考を集中し、断固たる勇気を持って行動すること。身を投げ出す勇気を持って歩き、ビジョンから目をそらさないこと。
真のイエスバット法
まず相手の話をうなずきながら聞き肯定する。そのはないに対して的確な質問を繰り返す。すると、相手が質問に対して答えながら違う考えに自然に気づき出す
自分の人間力を高めなければ、いつも足元しか見られないちっぽけな視野で終わってしまう。人は成長しなければならない。成長することで遠くまで見渡せ、広く世間を見られる
夢を語り合う魔法
- 部下と夢を語り合う
- 部下の夢を否定しない
- どんな夢であろうと、その夢を応援する
マネジメント
- 人間力を高めなければ、人の育成はできない
- 小手先で接しても人は動かない
魔法その4 言葉
言葉の四戒
でたらめを言ってはいけない
人の悪口を言ってはいけない
人が仲違いするようなことを言ってはいけない
おべんちゃらを言ってはいけない
言葉の魔法
- 書いたものが平面なら、言葉は立体
- その人の一生を背負って言葉は発せられる
- 知っている⇨できる⇨分かるまでが学びの階段
- 分かるとは伝えられること
- 言い訳は人生の一番の無駄
- 言葉の四戒を忘れないこと
マネジメント
自分が学んできたことを伝えること
魔法その5 ただ見ていてあげること
心の富
お金を失うということは小さな富を失うこと。信用を失うということは大きな富を失うこと。しかし、自信を失うということはすべてを失うこと
ただ見ている魔法
- 自分のことを見ていてくれる人がいるだけで人は安心できる
- 自分の苦悩を理解してくれる人がいることで人は安心できる
- いつも後ろで見守ってくれることが感謝の心になる
マネジメント
部下が自信を失う前に自分が信じていることを伝える
魔法その6 歴史
歴史の魔法
- 歴史は誇りとなる
- 仕事とは歴史観を持って望むこと
- 千年、二千年続けることを考えてこそ高い志となる
- もったいないと効率は、全くの別物
- 先人の叡智に働くことの正しい姿勢が溢れている
マネジメント
- 会社の歴史を次の者達へしっかり伝え残す
魔法その7 時間
イメージデザイン
自分で思う「中身」より、「評判」の方が大切である
4つの時間軸
睡眠、働く時間、学ぶ・感性を磨く、健康管理・食事
魔法の時間
- お金はなくしてもまた稼げばいいが、時間は過ぎたら取り返せない
- 人生最大の無駄は、時間の無駄使い
- 24時間に目的別の時間軸を用意する
- 4つの時間軸(睡眠、アウトプット、インプット、プライベート)
- 時間管理という概念を持ち、時間を自由にコントロールする(便利というまやかしを捨てたとき、自由を手にできる テレビを捨てる)
マネジメント
新人には学ぶ時間を作らせる
魔法その8 傍楽(はたらく)
傍楽の魔法
- 毎日誰かを喜ばすことを考える
- 働くとは傍楽ということ
- 誰かのために頑張るということが本当の努力を生む
- いつも誰を幸せにしたいのかを考えること
- 世間は広い。すごい人が一杯いる
マネジメント
働く意義は傍楽ことだと教える
魔法その9 ご縁
ご縁の魔法
- ご縁は姿を変えて訪れる
- 感謝の心のない人には訪れない
- ご縁は運という姿が大好き
マネジメント
自分で教えられないことは、できる人の力を素直に借りる
魔法その10 即行動
即行動の魔法
- 提案にはすぐに返事をする
- やれるかやれないかではなく、まずやってみようとすること
- 返事はイエスかノーだけ。曖昧な答えは不要
- すぐにやる
エピローグ
「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル
「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル
序章 思考は現実化する
- 「29秒。君が答えを出すまでに29秒かかった。私は1分を超えたら君を見込みのないただの人間として諦めるつもりだった。この種の決断の決断というのは、1分以内に出せる人間でなければ、その後、何をやらせてもダメなものだ。」カーネギー
- 「人間は自分が考えているような人間になる」
- 「大きな問題に直面した時は、その問題を一度に解決しようとはせず、問題を細分化し、その一つ一つを解決するようにしなさい」カーネギー
- 「成功」とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標(願望)を、黄金律に従って一つ一つ実現していく過程である。ここで、黄金律とは、自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげるうことだ
第1章 思ー成功のための基本的な考え方
- 成功を引き付けるのは、心の力である。あなたを成功させるエネルギーは、あなたの心の中にあるのだ。望み通りに人生を生きる鍵はここにある。
- 不動の信念に支えられて、願望(目標)を最後まで追及する。という強い意欲が、あなたの人生を大きく左右することを心に留めておくこと。そしてまた、このような能力は誰もが持っているということだ。
- 願望実現というのは、このように当初の願望とは異なった結果として実現することがよくある。
- チャンスはいつも意外なところからやってくるという皮肉な習性がある。チャンスはまた、不運とか一時的な敗北の陰に隠れてやってきたりもする。従って人々はこのチャンスを見逃してしまうことも多いのである。
- もっともよく見られるし失敗の原因は、一時的な敗北に過ぎないのに、すぐに願望の維持を諦めてしまうこと
- 願望はお金に変えることができる
- 「私は以前、ゴールから91センチ手前で諦めてしまったために大損をしたが、今度は、人が保険は必要ないと言っても絶対にあきらめない」彼は諦めの早い男から、食らいついたら離さないしぶとい男に変化したのである。大きな成功というものは人々が敗北感に屈してしばらく経ったときにやってくる
- 成功は成功を確信する人のもとに訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する
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